あらまし
どうもけぴ野(twitter@ke_pi_no)です。 以前、デュエルリンクスにおける妖仙獣デッキについての記事を書きました。
こういうチマチマとアドを稼ぐデッキも面白いですが、ガバッとアドを取るデッキも使ってみたい!最近流行りの新しいデッキが使いたい!と思ったので、オノマトデッキを組みました。
色々な展開ルートがあり、最近ようやくわかってきたのでまとめておきます。オノマトデッキを使ってみたい方への一助になれば幸いです。 ここで紹介する展開ルート以外でもっといいのがあるよ!というものがあれば教えてくださると助かります。
主要モンスターの紹介
この図に示したのが現在オノマトデッキで良く採用されているモンスターと名称の重なりです。オノマトデッキでは名称を参照する効果が多いため、それぞれのカードの効果と対象を正しく覚えておくことが必要になります。
《希望皇オノマトピア》
①「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターとしても扱うルール効果
②手札から「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」 を一体ずつSS (※ 自身の効果でオノマトピアをSSできない)
この効果はどちらも強力で、ビッグアクションには一枚噛んでくる、このデッキの要とも言えるカードです。 墓地に置いておくとバンチョーで蘇生できるため、積極的に《ドドドドロー》の弾にしましょう。 また、守備表示でSSするため場合によってはバンチョーなどは自身の効果でSSすると良いです。
《ガガガシスター》
①召喚成功時デッキからガガガ魔法・罠をサーチする
②レベル変動
遊馬のスキル【オノマト変化】を使用し「ガガガ」魔法・罠をデッキに戻してこのカードと交換したあと、このカードを召喚すると再度「ガガガ」魔法・罠を手札に加えることができます。また、初動の動きとして《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》を立てる時にシスター+バンチョーを使います。
《ガガガマンサー》
①墓地から「ガガガ」と名のつくモンスターを蘇生する
②X素材のこのカードが効果発動のために取り除かれた場合にXモンスターを対象としパンプする
蘇生効果を発動したターンは「ガガガ」モンスターしかSSできないという大きなデメリットがあるため、蘇生は慎重に行いましょう。現在のオノマトデッキは高打点に対する回答が少ないため、蘇生よりもこのモンスターの利点はパンプアップにあると考えています。《ガガガザムライ》の打点を上昇させて1killしたり、《No.50 ブラック・コーン号》の効果対象を広げたり、No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》をパンプアップすれば3000ラインを超えることもできます。
《ズバババンチョー-GC(ガガガコート)》
①「ガガガ」モンスターがフィールド上に存在する時手札からSS
②墓地の「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターを蘇生
このカードも強力で、デッキの要となっています。シスターのところで紹介した初動の動きや、その他の様々な動きに必要になります。バンチョー効果による蘇生は表示形式を選べるので、無理にランク4を立てようとせずに、攻撃表示でSSし2体で攻撃することが最善手の場合もあります。
《ゴゴゴゴーレム》
①召喚成功時墓地から「ゴゴゴ」モンスターを一体蘇生
このカードはGFのリリース素材になることが一番の仕事です。それ以外にも、召喚時効果でオノマトピアを蘇生したりできます。
《ゴゴゴゴーレム-GF(ゴールデンフォーム)》
①自分フィールド上の「ゴゴゴ」モンスターをリリースしてSS。
②相手モンスターの効果発動時、ATKを1500減らしその効果を無効にする(強制効果)
このカードの登場で、オノマトデッキの先行の動きが増えました。先行でこのカードを立てておくことで、1枚初動のデッキにいくらか圧をかけることができます。また、打点不足を補えるカードでもあります。②の効果は強制効果なので対象を選べない点が難しいところです。見た目ほどは強くないカードです。
《ドドドドライバー》
①「ドドド」モンスターの効果でSSされていた場合、「ドドド」モンスターの一体のレベルを1上げる。この効果は1ターンに2回まで発動できる。
オノマトピア効果でSS、ドライバーとオノマトピア対象に効果を2回発動することでランク5のSSに繋げます。現在ではランク5への唯一のアクセス手段です。2020/12/10に追加予定のミニボックスにて強力なランク5である《No.61 ヴォルカザウルス》や《始祖の守護者ティラス》の実装が決まったため、ランク5を立てる動きの重要性が高まっていくことが予想されます。
SS効果のまとめ
冒頭でも紹介しましたがオノマトデッキでは名称を確認する効果が多く存在するため、わかりやすいように以下の図にまとめました。それぞれについてTipsを書いておきます。
手札からSS
オノマトピア効果のSSは守備表示でSSされることを覚えておいてください。GFは自身の効果でしかSSすることができません。
墓地からSS
これらのモンスターの特徴として、蘇生時に効果を無効にしないことが挙げられます。バンチョーやゴーレムNSからオノマトピアを蘇生、展開を繋げることがよくあるので覚えておきましょう。前述しましたが、マンサーの蘇生効果を使うと「ガガガ」モンスターしかSSできなくなるので注意です。
展開ルート紹介
展開ルートには大きく分けて墓地にピアorドラがいる場合といない場合の二つあります。オノマトデッキの強さはなんといっても【オノマト変化】による安定性だと思っています。墓地状況と手札のモンスターの数に応じて自在に最終盤面を作りましょう。
また、以下で紹介するルート全般に言えるのですが、「1体目のXモンスターの素材を墓地に送れない場合、展開が止まってしまう」ことが多くあります。
リンクスはフィールドが狭いため、ピアの効果を使ってもフィールド上には3体までしかモンスターを存在させることができません。そのため、豊富な蘇生効果を使いX素材を確保する必要があります。連続してXモンスターを展開するためには墓地にモンスターがいることがとても重要です。
下図では展開が止まってしまった場合の最終盤面をorとして載せておきます。ほぼ無いですが、相手にターンを渡す場合はX体を作らず散らして渡すことが最善手の場合もあります。自分の手札と相談しましょう。
この問題を起こさないように、X素材をすぐに使用できない(対象やタイミングが限られている)XモンスターをSSするときは慎重に行いましょう。また、マンサーを使うと「ガガガ」モンスターしかSSできなくなるので、思わぬところで展開が止まったりするので注意です。
上記の問題は《ドドドドロー》で墓地を肥やすことで少しは解消されます。
墓地無し
パンプ効果を使いたければマンサー、最後に「ガガガ」以外のXモンスターをSSしたいのであればバンチョーを使うようにしましょう。
手札2枚
スキルの関係から手札2枚の初動はほぼありませんが、GF or フォーカスフォースを立ててターンを渡すことが多いです。相手のデッキを予測して強い方を選びましょう。
手札3枚
どれも1kill手です。《局所ハリケーン》や《ガガガボルト》を効果的に使って相手フィールドを開けて削り切りましょう。
墓地にピア
墓地にピアがあればとても強力な展開をすることができます。墓地無しの時と同じくバンチョーとマンサーは可変のところもありますが、基本的にはバンチョーを使うことが多いです。
シスターを使う場合は召喚権をシスターに使ってください。シスターが除去られた場合は展開が止まるので《局所ハリケーン》や《禁じられた聖槍》などでサポートしましょう。
手札2枚
上段はシスターNSバンチョーSSピア蘇生というルートがいいです。下記のルートでも同じ盤面ができますが、シスターNSから入ることで《ガガガボルト》1枚分得ができます。
中下段はバンチョーNSピア蘇生→ピア効果→ピア+何かでX召喚という流れです。
手札3枚
好きな盤面を作りましょう。基本的にバンチョーNSから入ります。初動では手札を吐ききってGF+何かの盤面でターンを渡すと安心できます。
手札が4枚以上の場合
手札にモンスターが4枚以上あればどの展開も自在に行えます。たくさんのルートがあるので、自分だけのルートを開拓してみてください。
終わりに
かなりザックリとした紹介になりました。わからないところがあれば気軽に聞いてください。
この記事を書いているのが12/9で、12/10になると一気にEXの選択肢が増えデッキ内容や回し方が大きく変わってしまうと思います。個人的には現在のリストよりもランク5に重心を置いた構成になるのではないかと予想しています。