前編
舞台少女レヴュースタァライトを見た。 初見の感想とは一回しか無いのでしたためておくに限るわね…。
隙があるから自分語りするけど、私は『輪るピングドラム』が大好きです。イクニの弟子が作ったアニメだと噂はかねがね聞いていて（というか古川監督はピンドラの絵コンテなんかもやってる）、twitterのTLで狂ってる人とかをよく目にしていた。いつか見なきゃと思っていたけど機会が無くてだらだら来ていたのだけれど、就職で都会にきたタイミング、しかもホテル暮らしで娯楽全くなし！）でよっしゃ見るか〜ってなりました。映画もやってるし、ちょうどいいや！みたいな。
映画版を見るために見始めたというのが正しいかな。そのぐらい映画版の評判が聞こえてきていた。
以下感想です。 書きたいことをバーっと書きます。ネタバレ全開です。乱文乱筆失礼します。自己解釈むちゃくちゃあります。全くまとまってないし、何度も同じ話を繰り返しています。
TV版を見ました
つだけん、最近いっぱい聞けて嬉しい。キリンは何のメタファーなのか最後までわからんかったけど、これも勉強不足かしら。
全然かれんの人となりがわからん。わかんないわかんないとはかれんの言だけれども。というかあんまし裏表の無い子なんかな？っていう感じ。主人公キャラってこういう感じの味付けになるのかしら。最近の人がルフィに抱いてる感情がこれなのかな〜って意味不明な納得をした。
みんなの実力って伝わって来んけど一応すごい学校なんかしら。純那ちゃんぐらい苛烈な人ってそんなにおらんの？みんな内に秘めてるんかな〜、お年頃ですね。
ひかりちゃんきてからまひるちゃんほんまに蔑ろにされすぎてマジに可哀想。世話焼きキャラってこういう末路しかないんけ？っていう自立路線で決着か〜。ひかりに大ギレして欲しかったな〜、泰然自若なキャラといえばそうなのだろうけども。
みんな、ゆる〜い共依存という形では相似形なのだけれど、根本では全く違うということが示されていきながら話が進んでゆく。
双葉＆香子と、まや＆クロでは見てる向きが違うって感じなんかな？それぞれのベクトルは同じ方向に出てるけど、向かい合わせか背中合わせか。ではかれんとひかりのベクトルの方向は？かれんの我が雲の中にある気がする...テスカ・トリポカ？
7話ぐらいで始まるかなぁと思ったけど、どうですかね。ななの気持ちは、良い舞台にしたいという点ではみんなと一緒だけれど、その実全く違うというか、何故ループを繰り返してまで99回星翔祭に固執したんやろ。変化を最も拒んでいる？眩しいのって言われたらそっか〜眩しいか〜ってなっちゃうかも。一人だけ大人びているのもループしてるから？彼女は自分がいいと思ったものしか認められないのかもね。まぁわからない（逆キリン）ですわ。どっちかってとばななちゃんは後ろ向きなベクトル（再演を熱望）を持っているけれど、普段の彼女とレヴューの彼女が逆向きやからちょっとびっくりした？そうでもないか？支離滅裂？ばななちゃんぐらいしか本音を隠してなかったのかな。今までは隠す隠さないの前にそもそも99回をもう一回やっていたから、全く顕在化してなかったんかね。
みんな本音が無いのか、自己実現に他者を必要としないタイプ？ってぐらいなんだかあっさり時が過ぎていってしまうね。←これは絶対に私の解像度が低いせいです。絶対にそんなことないです。すいません。
正直これは自分の好みやけど、もっとぶつかってもいいよなぁ。でもレヴューんときはすっごいぶつかってるし、普段の学校生活とかでギスギスしたりせんのは上手くガス抜きできてるからなのか？そうでもないのか？
余談やけど、アイドルもの的な文脈のアニメ（大きな話の流れの中で、当番制で焦点が当たり、成長が描かれ、歌って〆）ってすごい長い期間隆盛しているね。自分はプリティーシリーズとかキンプリとかばっか見てるからそう感じるのかもしれんが。初代ラ！とかってもう約10年前って考えるとなんだか感慨深い。ブシロやから既視感もあるんかもね。
閑話休題。
実際始まったのは9話でしたね。今回はひかり...じゃなくてかれんが舞台の立役者やったという話。アタシ再生産のこと、まだ遠い物に感じているよ。
真矢とか、クロとかはすごい上見るっていう向きを持ってる。二人は相似でありながら鏡？自分の対称はおまえでしかありえない。だから天堂真矢が負けるのはクロにとって認められないことなのか？逆キリン。一番のニコイチはこの二人なのかもね。互いに互い以外では満たせない何かを渇望している気がする。真矢とクロがこう、一緒にレヴューした時に本音が垣間見えて嬉しかった。やっぱ人間のメッキが剥がれる瞬間が一番面白いってか、アガる。私はクソデカ感情ぶつかり合い中毒なので、本音を欲しすぎるきらいがある。
12話の構成すごい。 なんか切りっぱなしで終わってないですか...？最後、ななだけ被り物が…お前ってやつはさぁ…。
雑感
最近、創作物に整合性を求めるような素振りが自分の中からも出てきていて、あんましよろしく無いなぁと思っている。レヴューそれぞれに何か「意味」や「理解」を求めるので有れば、何度も見て、勉強するしかない。まぁ他人の考察とかを食うっていう手もあるけどもだ。もっと自分の中に語彙力を増やしていきたい。
元に戻るけど、かれんの強さの源って何？約束、できないを信じない心とか？まひるの庇護下にあったのは、実力者が怠けていただけなん？それは余りにも、他の皆に失礼なのではと思う。
本当に全然全く関係無い余談なんですけど、This is 天堂真矢で向井秀徳がチラついてハラハラしてしまった。まやさんも「ハラキリ！ハラキリ！」とか言い出しかねん(そんなことない？キャラクターに対する解像度が低すぎる？)
多分、この作品には舞台でいう所の演出や小道具にものすごい数のメタファーや名作のパロディとかが含まれているのだと思う。でも、それを理解できずにこの作品を視聴終了したとするのは余りに惜しい・悔しい作品です。言い方悪いかもですけど、まだまだ味するアニメ。
後編へ続く
というわけで、
見てきました。特別映像が何なのか全く知らぬまま...。 後編へ続きます。
